北海道初の交流電車.711系と・・・


北海道初の交流電車711系は、日本国有鉄道(国鉄)が1967年(昭和42年)に北海道向けに設計・開発した交流電車ですが、この度役割を終えて今年度に廃車の予定です。



     
高架の旭川駅に入線してきた岩見沢からの711系普通電車で、折り返しの岩見沢行きとなります。
クハ+モハ+クハの1M2Tの3両編成、2つ扉車、非冷房車両です。
JR北海道の電化区間は津軽海峡線⇔函館、室蘭⇒札幌、千歳空港線、札幌⇔小樽、札幌⇔旭川、札幌⇔北海道医療大学の各区間で、交流20000ボルト/50Hzです。

     
電車として高加減速の特徴を生かして都市間の輸送力強化に多大な貢献を果たし、北海道のメインルートを走り続けました。
運行早々の1971年には札幌⇔旭川間に「ノンストップ急行」として「さちかぜ」を運行し、136.8kmを1時間36分で走行して表定速度は実に85.5km/hになります。
今回乗車した「スーパーカムイ14号」は旭川から5駅停車して途中札幌までは表定速度は96.6q/hです。
今から40数年前の車両性能、線路・信号等を考慮するとやはりそれは驚異的なスピードといえます。
ただ車体もくたびれた感じで山手線で言えば103系に相当するのでしょうか。
であれば退け時かもしれません。

     
(最近の話題)
JR北海道は2011年4月から試作車の設計・製作に着手していた次期新型特急気動車(電車ではない)の開発中止を発表し、浮いたコストは2016年春に開業予定の北海道新幹線などの安全運行に向けた経費に充てるということです。
国鉄時代に作られた古い特急気動車車両の置き換えは、2000年(平成12年)から運用している既存のキハ261系気動車を新たに製造するようです。
限られたリソースを重点投資する決意で、まさに背水の陣を敷いたことになります。

こちらは旭川駅で見かけた普通列車用気動車キハ40型で、1977年(昭和52年)から1982年(昭和57年)にかけて製造され、日本全国の非電化路線に投入されました。
旭川は札幌方面の電化区間の函館本線、北見、網走方面に行く石北本線、名寄、稚内方面に行く宗谷本線、美瑛、富良野方面に行く富良野線の接続駅で、富良野線を除いた石北本線、宗谷本線の普通列車にはキハ40型が使用され続けています。
北海道以外では淘汰が進んでいるキハ40型ですが、北海道ではまだまだ現役で活躍してもらう必要がありそうです。


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